裂帛登攀

Nature does nothing in vain.

ミニプライベートウォール製作

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お久しぶりです。
読者の皆さんはコロナ禍の中、クライミングライフをエンジョイできているでしょうか?
僕はというと今年は忙しくて中々岩に行けず、ジムもキッズのレッスンに行く程度なため身体のパフォーマンスがイマイチです。
そんな中ネットの海を漂っていると、移動式のミニ壁がチラホラと目に飛び込んでくるじゃありませんか。
しかしビンボーサラリーマンの僕には中々手出しできない金額…それに加えてホールドもとなるとトンデモナイ金額になる恐れが…。

となれば、選択肢は一つ。

作るぞ!!!!!!

道具

インパクトは必須です。

設計

基本的な形はネットで見たウォールと同型にします。
垂壁は必要ないので傾斜をつけて使用する感じです。

ちなみに形はネット上のものを参考にしていますが、材料などは自分で考えてそろえたので同じものとは言い難いです。
このブログ上での細かい部材や寸法などの詳細は控えます。もし知りたい方はメールをお送りいただければと思います。

枠作り

設計が終わったら材料を集めてきて、枠を作ります。
僕の場合は大工仕事はまるで素人なため、一気にすべての材料を集めるのではなく少しずつ集めながら製作を進めました。
枠は4本の2x4を使いました。

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四隅はL形のアングルでビス止めしています。
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立ててみるとこんな感じです。
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2x4(38*89*1820)

中骨作り

枠ができたら枠の中心に立てる中骨を作ります。
ここで、中骨と背骨用に2x4(38*89*1820)を4本買い足しました。
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コの字加工がとっても大変でした!
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ジグソーとノミを使って3箇所加工するのに5時間くらいかかりました。
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ジグソー

ノミ

背骨入れ

コの字加工した場所に背骨として2x4を入れていきます。
なんかそれっぽいですね~。
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さて、一度立てて確認してみましょう!
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!?

あれ!一番下の背骨がなんか曲がってるんだけど!!!!!

ものすごいショックに襲われながらこのまま製作を進めることとします…

足付け

枠の左右に傾斜をつけるための長い足と踏ん張るための短い足をつけていきます。
ここで再び2x4を3本購入しました。
左右に足をつけるとこんな感じになります。
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踏ん張るための足は1本の2x4から必要な分だけ切り出して作ります。
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足の底面には滑り止めシールを貼りました。
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これで大枠の完成です。
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足には開きすぎ防止のためネットでみたウォールを参考にしてPPベルトをIアイナット間で接続しました。
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板付

当初、板は穴あけ済みの爪付きナットも取り付け済みのものを使おうかと考えていました。
しかし値が張るためすべて自分でやることにしました。幸いやることは分かっていたので。
ただ、18mmの厚さの板が全然(安く)手に入らないので、自宅の向かいに住んでいる大工さんにお願いして探してもらいました。本当に感謝です。

まずは墨壺で格子状に線を引いていきます。ピッチに関してはネットに色々あるのでそれを参考にしました。
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次は互い違いになるように穴を開けていきます。
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穴を開けた反対側はバリになってしまって困ったのでヤスリを掛けました。
う~ん、みっともないなぁ。
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お次は爪付きナット(Tナット)を打ち込みます。
この作業が精神的に一番つらいです。なにせ音がうるさい。僕の地域は田舎ですがそれでもはばかられます。
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とりあえず1枚つけてみるとこんな感じです。うん、あと少しで完成です!
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もう一枚分、同じ作業を繰り返して取り付けたら完成!
ホールドがムーンボード用のものしかなかったのでつけてみます。

ウォール

できない方はプロの既製品を買ったほうが絶対にいいです。

爪付きナット

完成

じゃーん!!
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なんという感動。普通に狭くて大人は辛いけどジムと違って岩はこんな感じがよくあるので良しとしましょう。
まだ110°でしか登っていませんが120°位も試してみたいと思います。
製作期間は2週間程度です。仕事しながらなのでこんなものかとも思いますが、次はもっと要領よく作れるはずです。
いや、次はないかもしれないけど。

完成したウォールはしばらくは自宅においてみて、耐久度のチェック。イベントなどに持っていけそうなら出動したいと思います。
総重量は測り知れません。おそらく60kg以上はあるため大人2人ががかりでないと動かすのはキツイと思います。