岩館ボルダー
この連休は09/21~22で秋田と青森の県境にある岩館にツアーの計画を立てていた。
先に述べておくが結局の所、この計画は実現しなかった。
21日終了時点で、キャンプ場にて謎の貧血を起こし倒れた際に壁に左目の上部分を強打した。強打部分は大きく腫れ上がり、左目が自動的に閉じるという状態異常をきたしたため大事をとって帰宅することにした。
つまりこの記事は21日にいたずらに岩館ボルダーで戯れたやるせない記録ということになる。
2020/09/21(月) 雨のち晴れ
21日朝4時半。岩館への出発準備のため起床。ワクワクが止まらない。
この荷物を見ていただければそのハリキリようも伝わるだろう。
6時過ぎ、岩館に向けて出発。昨日からボルダリング仲間が一人滞在している。現地の情報をもらうと雨の模様。何も聞かなかったことにして無心で運転。
9時に「道の駅 八森」に到着。現場は雨。きっと晴れる。
雨雲が通り過ぎるまでしばし仲間と談笑し、岩場へと移動する。
岩館のアプローチ、エリアはさっぱり情報がなかったため情報収集に奔走した。次回行くときに備えてここに記録しておく。
もし、不都合な情報を掲載していたとすれば読者の皆さま方にはご一報をお願いしたい。
駐車場
緯度経度情報はこちら。
40°26'31.6"N 139°56'24.9"E
今回はここに停車した。
結構広くて車も10台くらい停められそう。
眼前にはエリアが広がる。
アプローチ
今回は北エリアの南に降りるルートでアプローチした。
駐車場から北(青森方面)へ1分ほど歩く。
目印は踏み跡とガードレールの支柱に括られたロープ。釣り人の皆さんが使っているとのこと。
このロープをつたってエリアに降りていく。
エリアから来た道を見るとこんな感じだ。
そしてこの道を降りると正面には「アップ岩」がある。
アップ岩
- 課題名:アップで5級
- グレード:4~5級
このアップ岩で各々アップを行った。
何も考えずに取り付いてみる。え、遠くない?本当にこれ5級か…!?
疑念を抱きつつ完登。
この辺でいきなり太陽が張り切りはじめ、ひどく気温が上がっていく。
雨は上がってよかったが気温は上がるな。
たぶん体感で30℃くらいまで上がったんじゃないかと思う。
八割岩
- 課題名:初見参
- グレード:1級
この課題はほとんど触りませんでした…。
ユナ岩
- 課題名:ユナ
- グレード:初段
言わずと知れた岩館の有名課題。
初手のカチが痛すぎてムーブを起こす前に散る。あとは普通に全部悪くて震えた。もしかしたらワンデイできるかなと1ミリでも思った自分を力いっぱい殴りたい。
敗退。
ニンジャ岩
- 課題名:グランプリSD
- グレード:初段
[写真ありません(T_T)]
いやこれむり!!!!全然身体が浮かない!
※注意
右手のスタートホールドが浮いており、欠損の可能性も高い。
敗退。
もののけ岩
- 課題名:もののけ返し
- グレード:2級
カチとスローパーとヒールフックを駆使して這い上がっていくムキムキ胸筋系トラバース。
純粋に悪い。でも触った中では一番おもしろかった。
でも敗退は敗退。
この時はまだ「明日があるさ」が脳内でリピートされており、連敗も気にならない。だから1日通してセーブしながら登っていた。しかし冒頭にも書いたとおり「明日なんてものはなかった」
キャンプ場にて悪夢の瞬間
もはやボルダリングとはなんの関係もない話となるため興味のある方だけ御覧ください。
その日の夜はエリアの近場である御所の台オートキャンプ場に泊まることにした。
電話予約しか受け付けていないため前日に一応フリーサイトの予約の電話を入れておいた。
21日のキャンプ場は混んでいるか聞いたところ優しそうなおばちゃんが、
「そんなに人いませんよ~」
とのことだった。
しかし、当日。
めちゃんこ混んでる!!!!!!!!!!!!!
おのれ、謀ったな…。
しかもフリーサイトの駐車場は自分がギリギリ最後の一台。にも関わらずガンガン車も入ってきている。これから買い出しに行こうと思っていたのだが、出たら入れなくなる!
せっかくHSM(ホットサンドメーカー)持ってきたのに…自炊は諦めて併設されている温泉宿泊施設内のレストランで夕飯を食べることにした。
一風呂浴びて、レストランで注文したのは黒胡麻担々麺。
我ながら謎のチョイスだったが、空腹過ぎて死にそうだったのでガンガン食べる。後少しで食べ終わるというとき不意に満腹感を覚える。
そしてなんだかムカムカする。
耳鳴りもしてくる。
おかしい。
最後の一口が飲み込めず、備え付けられた紙に包んで口から出す。
耳鳴りが一層強くなり、トイレへ駆け込みたくなる。
食器を下げてフラフラの足取りでレストランを出てトイレの方へ。
しかし、足がもつれて顔を壁に打ち付けて床に座り込む。
顔を上げると目の前に長椅子があったので身体を横たえること3分。
耳鳴りもムカムカも嘘のように消え、冷たい汗だけが身体をまとっていた。
トイレで顔を見ると、左目の上に大きなタンコブができていた。
左目も開かなくなってしまったので大事をとって明日のトライを諦めることにしたのだった…。
成果
- アップで5級のみ
うわああああああああああああああああああああああ。